オフィスフラノ不動産は北海道・富良野市を中心とした土地・建物の売買の不動産情報をお届けします。

 2023年08月09日

<No 16>

■英語の勉強をスタートします! by 富良野のオダジーJr.

もともと「英語を話せるようになりたい!」と二十歳くらいから漠然と思っていて、これまでにも「英語をひたすら聞くだけで、ある日突然ハッキリ聞き取れる」、「20個のフレーズを覚えれば英語を話せる」といった、いろいろな本を買い、何度も途中で諦めるの繰り返しでした。
冬季のみレストランの営業もしていることもあり、観光で外国の方もたくさんいますので、英語の勉強はやらないとなぁとずっと頭の片隅にありました。
そんな時に、「英語力ゼロから2年間で海外で生活できるレベルなった(国内でできる勉強だけで)」という内容の動画をYouTubeでみつけました。勉強の仕方や使った教材などを細かく解説していて、「これならなんか頑張れそうな気がする!」と急にやる気が出てきたので、早速教材を買い、勉強をスタートしました。目標は日常会話レベルで、海外旅行でも困らないレベルを目指します!
ただ、今までのように途中で諦める可能性も高いので、少しでもストッパーになればと思い、日々の学習日記を書くことにしました。
勉強のカリキュラムはザックリいうと、@発音記号の学習(1〜2カ月)→A中学英文法の学習(6〜8ヶ月)→B英単語を2000語ほど学習(2〜3か月)。
このように約1年かけて、英語学習の基礎を固めてから、オンライン英会話などアウトプットの学習に移るというものです。
とにもかくにも、1年間勉強を続けていけるかどうかが勝負なので、今回こそは何とか完遂したいです。
ますは、発音記号の勉強を頑張っていきたいと思います!

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 2023年05月12日

<No 17>

■札幌中心部と高速道路を繋ぐ、都心アクセス道路について by 富良野のオダジーJr.

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■都心アクセス道路について
都心アクセス道路は、札幌中心部にある創成トンネルの北側部分から、札樽自動車道の札幌北ICまでの全長約4.8kmを地下トンネルで繋ぐ道路で、正式な事業名は「一般国道5号創成川通」といい、現状の創成川通の課題を解決し、2030年に予定されている北海道新幹線札幌開業による効果を全道に波及させ、北海道の中心である「札幌」の都市機能の最大化を目指しています。
今回の事業を行う理由として、札幌市は人口100万人以上の政令指定都市の中で最も都心部と高速道路との距離が遠いとのことで、移動に時間がかかり、北海道の中心的な機能が集まる札幌都心と空港等とのアクセス性に課題があったとのことです。
現状の課題と都心アクセス道路に期待されている効果については下記になります。

■現状の課題
@交通の混雑
創成川通は信号交差点が多数あることで、慢性的な渋滞が発生しています。そのため、札幌北IC〜北3条交差点間の所要時間に、夏季で6〜20分、冬季で8〜44分と最大で40分近いばらつきがあります。
また、バスの主要経路となっているため、混雑により定時運行に支障が生じています。

A交通事故、物流の安全性・速達性
創成川通の死傷事故率は全道平均の約7倍となっており、特に交差点付近では混雑を原因とする追突事故の割合が約5割を占めているとのことです。
医療についても、救急搬送の約3割が高速道路を利用しているとのことなので、救命率向上のためにも医療施設への速達性の向上は重要です。

B北海道新幹線札幌開業に伴う都心部周辺の再開発と、インバウンドなど観光需要のさらなる増加に対応するためにアクセス強化が必要なことです。

■期待されている効果
当該道路の整備により、都心に用事がある・高速道路を利用する等、用途によって分散することで、地上部や周辺道路の混雑の改善が見込めます。札幌北IC〜北3条交差点間の所要時間も夏季で6〜11分、冬季で8〜14分とばらつきが解消され、冬季については地下トンネルのため雪の問題もなく、最大で30分の短縮が期待できると言われています。また、混雑緩和や地下部に信号のない道路を整備することで、車の走行の安全性・速達性の向上が見込め、物流の輸送・救急搬送の時間短縮にも繋がります。

■まとめ
都心アクセス道路と並行して札幌駅のバスターミナル再開発事業も進んでおり、札幌駅の近くに新しいターミナルができるようです。北海道新幹線の札幌延伸により交流人口が年間で約42万人純増すると予想されており、北海道の空の玄関口である新千歳空港からの観光客も含めた大勢の人たちが、都心アクセス道路を利用し、スムーズに都心部や全道の各地へ周遊することで、札幌だけではなく、北海道全体の発展に繋がる可能性があります。特に富良野エリアは札幌から比較的近く、夏はラベンダー、冬はスキーなど年間を通して観光客が訪れるため、その影響・効果は大きいと思います。都心アクセス道路の情報については、国土交通省のHPに掲載されていますので、ご興味のある方はご覧いただければと思います。


※記事の内容や画像については、下記から引用しています。
■一般国道5号創成川通(国土交通省北海道開発局 札幌開発建設部)
URL: https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/douro_keikaku/e1lg9o000000aukv.html
URL: https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/douro_keikaku/e1lg9o000000aukv-att/e1lg9o000000cgao.pdf

  

 2023年05月12日

<No 18>

■富良野市の令和4年度の地価公示について by 富良野のオダジーJr.

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■地価公示について
地価公示とは、地価公示法に基づき、国土交通省の土地鑑定委員会が、選定した標準地の毎年1月1日時点における1u当たりの正常な価格を判定し公示するもので、この地価公示によって公表される価格を公示価格といいます。
一般の土地の取引価格の指標とするなどのため行われ、令和4年地価公示では、全国26,000地点で実施されました。
ちなみに、公示価格はその土地を更地として評価したもので、建物の有無や借地などの土地の使用状況は、価格には加味されません。

■令和4年の富良野市に動向
富良野市の標準地は、末広町、南麻町、瑞穂町、日の出町、北の峰町の5地点です。令和4年度の価格は末広町:24,400円/u(約80,000円/坪)、南麻町:17,000円/u(約56,000円/坪)、瑞穂町:19,000円/u(約62,000円/坪)、日の出町:32,500円/u(約107,000円/坪)、北の峰町:38,700/u(約127,930円/坪)となっており、北の峰町以外は横ばいです。北の峰町の令和3年度の価格は26,900円/u(約88,925円/坪)だったので、43.8%アップとなっています。

■令和4年の全国の動向
国土交通省のHPによると、全国平均では全用途平均・住宅地・商業地のいずれも2年ぶりに上昇に転じましたようです。
全国の住宅地・商業地の変動率ですが、日本ハムファイターズのボールパーク事業の影響もあり、今年は北広島が1位となっており、住宅地は36,500円/u→46,000円/u(約15万円/坪)で前年からの変動率は26%、商業地は56,000円/u→67,000円/u(約22万円/坪)で前年からの変動率は19.6%です。ちなみに、全国で一番価格が高い地点は、住宅地では港区赤坂1−14−11で、5,000,000円/u(約1,650万円/坪・前年比+3.3%)、商業地では銀座4−5−6(山野楽器銀座本店)で、53,000,000円/u(約1億7,500万円/坪・前年比−1.1%)となっています。

  

 2022年03月19日

<No 19>

■まずは、中古住宅として買い手探しを。 by 富良野のオダジーJr.

「こんな古い家なんて売れるわけない」と諦めていませんか?
もちろん、あまりにも傷んでいる建物は難しい場合もありますが、富良野地域は大雪十勝連峰などに囲まれた盆地ならではの美しい風景や、世界でも指折りの雪質が楽しめるスキー場、空港へのアクセスも比較的良いなどの魅力があり、他のエリアよりもたくさんの多種多様な方が物件を探しています。
地元の方はもちろんですが、富良野を気に入ってくれた都会からの移住の方、民泊などの宿泊施設に利用したい方、スキーなどのツアーガイドをしている方、また、ニセコと並んで富良野の知名度は海外でも高く、外国人の方の需要も高いと思います。
今まで、私たちでも仲介が難しいかなと思っていた物件でも購入し、自分でリフォームするなど、うまく工夫して住んでおられるお客様もいらっしゃいます。
空き家を「更地」ではなく、「中古戸建」として売却する利点としては、建物の解体費などの費用をかけないでそのままの状態で引き渡すということです。基本的に解体費用は売主様が負担することになりますので、「中古戸建」として売却できれば、その分の費用は不要になり、結果として手元に残るお金が多くなります。
そういうことなので、空き家の売却をご検討されている方は、すぐに建物の解体を考えるのではなく、まずは「中古戸建」として“建物の価値”を評価して頂けるお客様をお探しすることをお勧めします。
ご両親から受け継いだ物件であれば相続の手続きも必要になるなど、なかなか重い腰が上がらないこともあるかと思いますが、建物は人が住まなくなると設備なども含めて、急速に傷んでいきますし、倒壊や火災などの危険もあります。
相続については、司法書士さんなどの法律家と連携を取りながら、スムーズに土地建物を取引するお手伝いもさせていただいています。
もし、空き家でお悩みであれば、まずは気軽にご相談して頂けたらと思います。

  

 2021年07月26日

<No 20>

■令和2年国勢調査の人口速報集計が公表されました。 by 富良野のオダジーJr.

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■令和2年国勢調査の人口速報集計について
今回は総務省のホームページで、6月25日に令和2年国勢調査の人口速報集計が公表されましたので、ご紹介します。
国勢調査とは、国内の人及び世帯の実態を把握し、各種行政施策その他の基礎資料を得ることを目的とし、日本に住んでいるすべての人及び世帯を対象とする国の最も重要な統計調査で、5年ごとに行われます。ちなみに第1回調査は大正9年に行われ、令和2年調査は21回目にあたり、実施100年目の節目となります。

■富良野市と近隣のエリアの人口の推移について
富良野市と近隣エリアの2015年〜2020年の5年間の人口の推移は、下記のようになっています。また、富良野市の前回の国勢調査(2010年〜2015年の5年間)の人口の増減数を見てみると、2010年の24,259人から2015年の22,936人で−1,323人(人口増減率:−5.45%)となっています。今回の国勢調査では−1,780人(人口増減率:−7.76%)なので、人口減少率は拡大しています。

■北海道で人口が増加している市町村について
北海道で人口が増加したのは、札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、ニセコ町、留寿都村、倶知安町、赤井川村、東川町、占冠村、上士幌町、鶴居村の13市町村です。全国的に大都市に人口が集中している傾向があり、札幌市の人口増加数は全国で9番目に多いです。その札幌市の近隣エリアの江別市、千歳市、恵庭市も人口が増加しています。また、ニセコ町、留寿都村、倶知安町、赤井川村、占冠村ではリゾート関係の需要の増加で、人口が増加したと考えられます。

■上士幌町・東川町・鶴居村などの「工夫」に学ぼう
下記のように人口が増えた記事がありました。上士幌町ではふるさと納税を活用した子育て・少子化対策等の効果があった。東川町は若い世代が転入しやすくするために教育環境を整えた。鶴居村は空き家を活用して貸家を整備した。それぞれの工夫が実を結び始めているようです。

■まとめ
私たちは富良野に移住したい人や富良野に住み続けたい人、富良野で仕事をしたい人など「富良野大好き人間」といつも出会っています。しかし、現実には、富良野の人口は減り続けています。富良野には、恵まれた自然環境、未来に向けての活性化のエンジンでもある基幹産業の農業と観光があります。また、全国に通ずるブランド力もあります。人口を増やしている市町村を参考にしながら、市民と行政が一体となって富良野の魅力をさらに高め、人口減に歯止めを掛けるよう努力をすることが重要だと考えます。